「トノス」は有効成分として局所麻ひ剤(アミノ安息香酸エチル,プロカイン塩酸塩,ジブカイン塩酸塩)男性ホルモンであるテストステロンを配合した医薬品です。亀頭冠によくすり込むことで,局所麻ひ剤の作用により射精の遅延化に効果が期待できます。
男性ホルモンはひと口で言えば「男らしさ」を促す物質で,皮ふ柔軟部(陰のう部)にすり込むことで体内に吸収されますので,加齢によるホルモンの分泌不足による精力減退,勃起力減退,遺精,男子更年期障害の症状の改善が期待できます。
トノス
○「男になる」!
先日、製造元の大東製薬の当店担当が来店した際に、トノスについて色々と聞いてみました。
店長:まず、「トノス」という商品をご存じない方の為に商品説明をお願いします。
大東製薬工業株式会社当店担当(以下担当)
担当:はい、トノスは性交の際に、男性が射精に至るまでの時間を遅らせる、あるいは男性ホルモンを補充するための塗り薬です。
店長:どのように使えば良いのでしょうか?
担当:射精を遅らせたいのでしたら、性行為を行う20~30分前までに、亀頭部のカリの部分など敏感な部分へ小豆大(チューブ先端から約3mm)をよくすり込んで下さい。ただし、尿道口には塗らないで下さい。塗布後、約10~20分経ちますと、有効成分の局所麻ひ剤により塗布部に麻ひ感が生じますので、そうしましたら、塗布部をふき取るか洗い流して下さい。麻ひ感が生じた後に洗い流しても、効果は変わりません。
勃起力減退、精力減退、性器不全のい治療を目的に男性ホルモンの補充を望まれる場合は、1日1回、小豆大を陰のう部へよくすり込んで下さい。
店長:彼女に「トノス」がついても大丈夫ですか?
担当:用法・容量を守っていただく限り問題ありません。ただし、塗布部を口で直接愛撫したり、塗ったまま性交しますと、パートナーが成分の苦みを感じたり、パートナーにふれた部分に麻ひ作用が生じてしまうことがありますので、しっかり洗い流すか、コンドームのご使用をおすすめしております。
店長:「トノス」を多く塗るほど効果もあるのですか?
担当:容量を越えて多く塗りすぎて、亀頭部を過剰に麻ひさせますと、人により勃起を維持できなくなったり、あるいは射精できなくなることがあります。また、射精時に快感が得られないこともあります。そのため、最初はむしろ少な目に塗って、お試し下さい。
店長:男性ホルモンの補充とは?
担当:男性ホルモンは、性欲や勃起をはじめ、いわゆる「男らしさ」をうながすホルモンです。分泌が衰えると、これらの機能も衰えます。
一方、男性ホルモンの分泌は、通常20才頃をピークに減少し、特に50才前後になると顕著に減少します。また、精神的ストレスや挫折感によって男性ホルモンの値が低下するという報告もあります。ですから、加齢やストレスで「男らしさ」が衰えたかな、と思われる方に、男性ホルモンの補充をすることで、性機能の回復を期待できるのです。
店長:「トノス」の副作用や使用前の注意事項は?
担当:皮膚の敏感な人の場合、まれに塗ったところが赤くなる、あるいはかゆみや湿疹を生じることがあります。そのため、ご使用の前に必ず、内股などへ塗っていただき、1日様子を見てからお使い下さい。また、心臓病や腎臓病の人は、症状を進める恐れがありますので、ご使用前にかかりつけの医師へご相談下さい。さらに、前立腺肥大で排尿が難しい人や前立腺腫瘍の人は、症状を進める恐れがありますので、ご使用にならないで下さい。
店長:ありがとうございました。
※本品は医薬品ですので、ご購入の際は下記の詳細を必ずご確認下さい。